【業界別シリーズ】Matterportでアップデートする製造業のFM業務 ~生産ラインの遠隔管理・保守点検をスマート化~
今回の記事では、
製造業の方を対象にFM(ファシリティマネジメント)分野でMatterportを活用する方法と事例について解説します。
はじめに
近年では人手不足によるデジタルツールの導入が推奨されているなか、
導入の遅延が見られる企業もまだまだ散見されます。
そこで我々は、簡単で比較的安価に導入できるMatterportならお役に立つことができるのではないかと考えており、ここで様々な活用法をご提案させていただきます。
このブログは以下のような方々におススメです。
・製造業の生産ラインに携わっている方
・生産現場の教育に携わっている方
・社内のDX推進を担当している方
- INDEX
Matterportについて
Matterportとは、実際の空間をスキャンし、その空間をそのままバーチャル上に生成する技術です。アメリカのMatterport社が提供しているサービスで、Googleからも出資を受け、累計の資金調達額は100億以上にも及びます。
コロナ禍でユーザの行動スタイルがオンライン化したことをきっかけに、さまざまな業界・業種でMatterportの導入が浸透しており、今や全世界110万以上のユーザーに利用されています。
詳しくはMatterportとは?をご覧ください。
製造業で活用するメリット3選
製造業でMatterportを利用する場合、大きく3つのメリットがあります。
1:時間削減
2:コミュニケーション効率アップ
3:現地管理の手助け・教育の精度アップ
上記のメリット3つについて詳しく見ていきます。
1:時間削減
現場移動に関しては、Matterport撮影時に「1名」が「たった1度」現場訪問するだけで良いので、移動にかかる時間とコストがカットされます。
また、現地に行かなくてもPCやスマホ画面上で大体の寸法をいつでも確認できるので、現地への訪問回数を最低限に抑えることができます。
2:コミュニケーション効率アップ
関係者それぞれが非同期で同じ画面を見られるため、現場に集まって会議をする必要がなく、フレキシブルなコミュニケーションが可能になります。誰かが資料を準備をして会議でプレゼン発表するという時間も最低限に抑えられます。
(某国内某化学メーカーの管理部門では、実際に海外工場の現場把握・トラブル対応などにご利用いただいています。)
3:現地管理の手助け・教育の精度アップ
現地のデータを24時間確認できるので、急な対応にも活用いただけます。
また、専用のソフトやハイスペックPCがなくても閲覧・操作ができるので、一部の人にしか導入できないという問題も発生しません。新入社員や業務委託の方にも手軽にご利用いただけるので、専門人員の雇用や複雑な引継ぎ業務に余分なコストや時間をかける必要がなくなります。
現場について質問を受けた場合にも、画面内で現場の中を歩き回りながら会話することができるので、説明が容易になります。
製造業での活用事例
Case1:工場やオフィスのレイアウト検討時の現状調査を短時間で行う
-現地の写真撮り忘れによる再訪問を避けることができる
-現場を止める時間(ダウンタイム)を短くできる
-関係会社間での情報伝達に正確性と分かりやすさを付加することができる
Case2:現場にいない関係者とも「その場にいるような感覚」で情報共有を行う
-オフィス勤務社員と工場間で、物理的距離の壁なく現場を共有することができる
-セキュリティ上入室できない場所も、非公開にしたい撮影ポイントは非表示化をしたり、任意の場所にぼかしを入れたりして共有することができる
-旅費・出張費用を抑えながら、深い打合せができ、ビジネスチャンスを増やすことができる
Case3:国内外にある遠隔地の生産ラインの支援を効率よく行う
-現地スタッフ向けのマニュアルを、分かりやすい3D映像の中にまとめておくことができる
-本社の安全教育やマニュアルを、海外を含む遠隔地と統一するための手段として使用できる
-非同期での調査や検討ができ、時差に関係なくスムーズなコミュニケーションができる
セキュリティ面について
製造業の方から、セキュリティが心配だという声をよくいただきます。
というのも、MatterportはWebサービスであり、専用の「Matterportクラウド」を利用する必要があるからです。
しかし、ご安心ください。
Matterportクラウドは、「SOC 2 タイプ Ⅱ」という国際セキュリティ認証を取得しております。
SOC 2 タイプ Ⅱとは、多くの大手グローバルITベンダーが準拠する、クラウドに特化した国際セキュリティ認証で、極めて取得が難しいとされるものです。
製造業に関わる施設は、秘匿性が高く、情報漏洩のリスクをなるべく減らす必要があります。
Matterportデータの共有方法はいくつかあり、その中で最もセキュリティが高いのは「プライベート共有」です。完全招待制で、外部からはアクセスできない仕組みになっています。
また社内運用の場面でも、データ毎やフォルダ毎にユーザー権限を分けることができ、関係者外による閲覧・操作を制御できます。
特に、エンタープライズプランでは、SSO(シングルサインオン)を使った運用が可能になり、他プランにはない細かなユーザー権限の設定が可能になっています。
さいごに
Matterportについて、ご不明点やお見積り希望などございましたら、
お気軽に弊社へご連絡ください。
特に、セキュリティについての機能は、このブログでは語り切れていないものもありますので、
資料ダウンロードも併せてご利用いただくと良いかと思います。